« 刑事コロンボ7「もう一つの鍵」 | トップページ | ブリグリ »

2008年2月20日 (水)

火車(かしゃ)


宮部みゆき/新潮文庫

 実は、初めて宮部みゆきの本を読んだ。
 『クロスファイア』も部屋のどこかに積んであるのだが、何故か読む気が起きなかった。
 本作は「もっとすごい!!『このミステリーがすごい!』」の過去20年間で国内編ベスト・オブ・ベスト1位ということで、期待して手にとってみた。

 が、俺にとってはやはり相性が悪かった。
 本作には「驚き」がない。こんなトリックを使って殺したとか、こんな手法ですり替わったとか、こんな理由で殺したとか。俺がミステリーに求めているのは、どうやらそういう虚構の上に成り立った「驚き」であるらしい。
 ひるがえして本書は、地に足が着いている。着きすぎている。
 そのリアルさが好きな人には、絶品の小説なのだろうが……。
 山本周五郎賞受賞作。

|

« 刑事コロンボ7「もう一つの鍵」 | トップページ | ブリグリ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/53452/40195528

この記事へのトラックバック一覧です: 火車(かしゃ):

» 私もブログ始めたので是非遊びにきてくださいね。 [ブログ訪問ありがとうございます。]
[続きを読む]

受信: 2008年2月27日 (水) 15:05

« 刑事コロンボ7「もう一つの鍵」 | トップページ | ブリグリ »